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自給自足な生活を!!

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高村光太郎の智恵子抄を田園都市線で朗読する少年の話

昨夜は三軒茶屋にて同級生と飲む為田園都市線に乗りました。

 
そこで仲の良い親子が乗ってきて
旦那さんは優しい方でしたので
一つ空いた席をおくさんを座らせ
男の子の兄弟は自分が見るという事をしてました。
それから二駅越えたら席が空いたので
その親子が座りました。
 
自分の目の前でしたので、行動が丸見え。
そこからその兄弟は予想もしない行動をし始めました。
 
お兄ちゃんは小学校低学年。
弟は未就学児?くらいでしたが
あきあきしてる弟に
『じゃあ話をしてあげるよ!』と
話を始めたのです。
 
その話は
高村光太郎智恵子抄』でした。
 

 

小学校低学年の子が…
『智恵子は東京には空がないという
ほんとの空が見たいという
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間にあるのは
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ
智恵子は遠くを見ながらいう
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だという
あどけない空の話である』
 
完璧に朗読をすると
弟は一言
『聞きたくないよ〜』
きっと何回も聞かされているんだろうと
思うところでした。
 
自分が習ったのはいつかはおぼえてないけど、やはり『智恵子抄』はいいなと
思いました。
 
ただただ小学校低学年の子が完璧に
智恵子抄を朗読する姿は
かなりシュールな光景でしたが
 
なかなか良いものがありました。
家に帰り読み返してみたら
完璧な朗読だったのが
さらにびっくりでした!
 
その子の将来が楽しみです(^^)
 
ではでは
 
まーさん。