横浜のマンションが傾いた事によりまた仕事が大変になるという事。
こんばんは。まーさんです。
横浜でマンションが傾いたというニュースが飛び込んできました。
すごいショッキングな出来事です。
自分達の仕事は設計に基づき施工するわけですが、今回の事件は設計無視の施工
硬い基礎地盤に杭が到達していないというもの。
簡単に言えば豆腐の上に棒を立てるのと同じ事です。
そんな所じゃグラグラだしマンションも沈みますよね。
『あ〜めんどいし、金かかるしいいや〜』なんて感じだったのかわかりませんが、後の事を考えるとその時しっかりしとけばこんな事にはならなかったのが現実です。
いわゆる
『手抜き工事』となってしまいました。
今後の対応がどうなるか注目するとこです。
ではこういった事例があると何故仕事が大変になるか?という事ですが、
過去に『姉歯事件』がありました。
建築物の構造計算上必要な鉄筋を入れずに完成させてしまったという物。
理由は材料費を安くし儲けを優先した結果です。
もう一つはガードレールの支柱を切断し、施工した!という物。
これはガードレールの支柱を打ち込んだ際に硬い地盤か石にあたり削岩機をもってくる時間がなかったので切断し、所定の長さを打ち込まなかったという事です。
どちらも気持ちはわかる
けどやってはいけない事。
そのおかげで施工基準が大変に厳しくなり、管理が大変になりました('A`lll)
検査する時間もかかりたまったもんじゃありません…
そんなこんなで今回の横浜の事件は
建築、土木の管理基準を大きく変える事件になる事は間違いないと自分は思います。
『見えない場所ほど丁寧に!』が基本です。
自分も偉そうな事は言えないかもしれないけど、やはり仕事ですから…
安全、安心なものづくりを目指してほしいもんです。
やれやれだ…('A`lll)
ではでは
まーさん。