独裁的なキャプテンについて
他のチームではあるが
独裁的なキャプテンがいる。
とにかく口が悪い。
バスケの実力はまぁまぁ
けど仲間にかなりの罵声を浴びせる。
死ね、なにやってんだ
馬鹿、ベンチに下がっても
いい続ける。
仲間はたまったもんじゃない。
コーチもなにもいわない。
その子には…
そしてとうとう仲間の一人が辞めてしまった。
最後の大会を残して
耐えられなかったのだろう。
そのチームのコーチには伝えた。
あのままじゃみんな辞めちゃうよ!
そのチームのコーチは答える。
あいつに何を言ってもだめだし
もしあいつに何も言わせなかったら
家にストレスを持って帰るから
家に持って帰らず仲間に罵声を浴びせても良いのか?
そうではないでしょう?
たまらず自分が伝えた。
『罵声を浴びせても仲間はついてこない。熱くなって言ってしまっても褒めないとだめ。そうしないと誰もついてこないし、敵ばかりになるよ!』親の前で言った。
少し期待したが
やはり変わらなかった。
そして仲間は去っていく。
だれが伝えてもだめなんだろう。
悲しくなる。
学校でも仲間はいない。
いったい何がその子をそうさせるのか?
じつはそのチームのヘッドコーチが
同じ性格。
そのヘッドコーチは体罰でクビになった。
そのヘッドコーチも罵声を浴びせるタイプ
真似をしているのだ。
ヘッドコーチと話ししてもダメ。
話を聞いてるようで聞いていない。
人のせいにする。
悪口しか言わない。
情けない。
辞めてしまった仲間を救えなかった。
バスケが好きなのに…
まだ中学生
この先どうなるんだろう。
みんな辞めるまでわからないんだろう。
悲しくなる。